学生の声

【前編】「地域の飲食店を支援したい!」宇都宮で事業を起こした大学生に取材

こんにちは!TASUKAKEライターのひっちゃんです。

私の住むまち、栃木県の宇都宮では最近、「みやメシ応援隊」というワードをSNS、ラジオ、新聞記事などで頻繁に目にするようになりました。

この「みやメシ応援隊」とは宇都宮大学に通う有志の5人で活動する、宇都宮の飲食店のテイクアウトの情報を発信している団体です。

今回はそんなホットな団体を作ったメンバーの一人、宇都宮大学、地域デザイン科学部3年の笹原尚人(ささはら なおと)さんにお話を伺いました。

 

  • 企画立ち上げに関心がある人
  • 新しい挑戦をしようと思っている人
  • コロナの影響を受けた地域を何らかの形で応援したい人

への参考になれば嬉しいです。

前編では主に笹原さんが現在携わっている飲食店支援活動について、後編では今の笠原さんの原動力となっている海外での経験や、新たな目標についてそれぞれ伺っています。

 

海外好きでフィリピンに留学するも、コロナで中断…

ひっちゃん
ひっちゃん

笹原さん、こんにちは。

先日SNS上で笹原さんが携わる活動、

  • 「#みやメシ応援隊」
  • カレー屋「ナマステ」でのテイクアウト・デリバリー

 

を知り興味を持ったので、取材のお願いをさせていただきました。

本日はよろしくお願いします。

 

早速ですが、自己紹介をしてもらってもよろしいでしょうか?

笹原
笹原

ひっちゃんさん、こんにちは!

宇都宮大学、地域デザイン科学部の社会基盤デザイン学科に所属しています、笹原尚人(ささはら なおと)と申します。

コロナの影響で留学が中断し3月に帰国した後、同じく留学を中断した同大学の有志3人組で宇都宮にある飲食店のテイクアウトの情報を発信する団体を作りました。現在は計5名のメンバーで活動しています。

また現在、宇都宮にあるインドアジアンレストラン「ナマステ」にて、テイクアウトやデリバリーの業務も行っています。

ひっちゃん
ひっちゃん

ご紹介ありがとうございます!

次に笹原さんの学生生活について時系列に沿って簡単に教えていただけますか。

笹原
笹原

はい、分かりました!

高校時代からずっとまちづくりに興味があったのですが、大学1年生の春に初めて海外に行ったことがきっかけで旅の楽しさに目覚めました

また大学2年の夏にインド経由でネパールを訪れた際、現地で出会った日本人女性から「work away」を教えていもらいました。そこで大学2年の春休みにはそれを利用してオーストラリアの田舎で一か月間、農場で働きながらホームステイもしました。

多くの海外生活を通して、特に発展途上国で草の根レベルで活動するNGOなどに興味を持ち、大学3年の3月から、フィリピンにフェアトレードなどを学ぶべくインターンしに行きました。本来ならば4年の前期は休学するつもりだったのですが、結局コロナの影響でたった3週間の滞在で帰らざるを得なくなってしまったんですけどね…(笑)。

ひっちゃん
ひっちゃん

なるほど。海外での経験は笹原さんにとって、大学時代の大きな部分を占めているのですね。

それではまず一番伺いたいこと、「みやメシ応援隊」の活動について詳しくお聞きしてよろしいですか。

もやもやを結集させてできた飲食店支援団体、ハッシュタグ「#みやメシ応援隊」!

 

笹原
笹原

はい。主にSNSで宇都宮の飲食店のテイクアウト情報を、写真やメニューの詳細とともに掲載し、外に発信するという活動をしています。

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. . #みやメシ応援隊 vol.1 ────────────────── Spot |#justcafe menu|#ジャージャー麺 #ベジタブルカレー ────────────────── . #みやメシ応援隊 vol1 今日は、ジャージャー麺とベジタブルカレーを食べてみました。お昼に電話して10分程で出来上がりとの事だったので、予約してからすぐお店に向かい受け取りができました 今日は温かい天気だったので、店内は窓が開いており開放的な雰囲気でした。テラス席もあります。 . ジャージャー麺もベジタブルカレーもかぼちゃや蓮根など季節の野菜がふんだんに使われていました!とてもヘルシーで良いですね! . . . . ────────────────── . 投稿に #みやメシ応援隊 又は@miyameshi_ouentai とタグ付けをしていただくとあなたも応援隊員の一員に…!👩‍🚒✨ . #宇都宮テイクアウト#おうちカフェ #おうちで過ごそう #おうちでカフェごはん #栃木エール飯 #宇都宮エール飯 #宇都宮カフェ #宇都宮デリバリー #栃木デリバリー #栃木カフェ#栃木#宇都宮#宇都宮テイクアウトランチ#テイクアウトグルメ#おうちでお店ごはん

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目標というかなりたい姿っていうのがあるんだけど、例えばこのコロナ騒動で、多くの人がInstagram上でハッシュタグ「#ステイホーム」をつけて投稿していて、みんなでおうちにいようね!というようなムーブメントが起りましたよね。それと同じように、宇都宮においてもハッシュタグ「#みやメシ応援隊」とつけることで、みんなでテイクアウトをして飲食店を支えよう!というムーブメントを起こしたいなっていうのがあって。

ひっちゃん
ひっちゃん

素敵ですね。そもそもこの活動を始めたきっかけは何だったのですか?

笹原
笹原

当初、僕を含めた三人で集まったんです。それでいつの間にか気づいたらみやメシになってたというか(笑)というのは、そもそも集まったきっかけというのは三人全員が留学中断になってしまって、このまま志半ばでもやもやの気持ちのまま大学に戻るのは嫌だなって思ったので、僕が二人に声をかけました。そこで、もやもやを結集させて何かをやったらインパクトがあることができるのではないかと考えたんです

最初は、留学に関して情報発信するコミュニティを作れればと思っていましたが、それはすでにありそうだったので…。何がいいかなと思ったときに現実的な課題として、アルバイト先の飲食店や行きつけの飲食店が現在苦しんでいるというのがあったので、そこを大学生の力で変えたいなと思ったんです。

もし今私たちがなにも活動せずにいて、コロナが収束した後に飲みに行こう!ってなってもそのお店がなくなっていたとしたら、結局損をするのは私たちじゃないですかだから少なくとも宇大周辺のお店だけは続けていてほしいなと思い、じゃあやろう!となったんです。

 

ひっちゃん
ひっちゃん

へー!留学中断のもやもやをエネルギーに変えて、新しい活動を始めたということですね。素敵です。

でも、留学から帰ってきた笹原さんたちはやはり、海外に目を向けているイメージが強いのですがそれを「食」へと向けたのは少し不思議に思いました。

笹原
笹原

どちらかというと「食」にというよりは、「お店」に向けたという感じなんです。僕、パンがめっちゃ好きで、将来は田舎でパンを焼いてたいっていう。(笑)他のメンバーでもカフェ経営に興味のある子がいて、単純にお店のことについて知りたいなと思いました。

いま、みやメシ応援隊の活動の中で「みやメシヒストリーズ」と題して、店やそこの人を深く掘り下げて記事で特集する取り組みもしてるんですが、私たちにとって生き方の参考になるなと思っているんです。あのお店の経営のきっかけや、その道のり、深い想いなどを知って、紹介出来たらいいなと考えてて。

僕らを含めた将来に飲食店経営を考えている人の参考になったり、それだけじゃなくてお店側にとっても、より中身の濃い広告媒体となってお客さんが足を運ぶきっかけになればいいなと。

ひっちゃん
ひっちゃん

みやメシヒストリーズ、とても興味深いです!笹原さんたちにとってもお店側にとってもためになりますね。まさにウィンウィンですね。

 

続いて、宇都宮のカレー屋「ナマステ」でのテイクアウト・デリバリーの活動についてお聞きしたいです。

「ナマステ」のカレーが大好き!何としても無くなってしまうことだけは避けたい

ひっちゃん
ひっちゃん

実は今日、宇都宮にあるカレー屋「ナマステ」のカレーを実際にデリバリーして、笹原さんが配達してくださったんですよね。アツアツでスパイスが効いていてとても美味しかったです…。ありがとうございました!

この活動のきっかけというのは何だったのですか?

笹原
笹原

僕、ナマステが大好きなんです。だから一番に、飲食店の中でナマステを支えたいというのがありました。

それで他に二人のメンバーとともにデリバリーをやることになったのですが、それに理由が二つあって。

一つは、もともと僕がデリバリー事業をやりたかったということ。このコロナの状況で、デリバリーは絶対需要があると思ったので。

 

もう一つは、ナマステはネパール人がやってるお店なんです。本来ならば国や県から、コロナ対策として補償を受けられるんですが、調べてみたらナマステは何も申請していなくて。補償についての説明が日本語しかないので、分からなかったんです。なのでメンバーの一人、小岩が財務整理をしたり、補償を受けられるように手助けしているところです。Instagramも運営していて、メンバーの一人の女の子がとても映える宣伝をしてくれてるんです!僕だったら全く思いつかない発想ですよ…(笑)。

ナマステが大好きな僕たちにとって、その存在がなくなったら困るので、それだけは避けたいと思って始めたということが二つ目の理由ですね。

ひっちゃん
ひっちゃん

なるほど…。みなさんのナマステへの並々ならぬ愛を感じますし、なにより大好きなものを守るための行動力が素晴らしいですね。

 

ここまでお話を伺って、笹原さんがコロナを「ピンチ」や「収束するまで仕方なく待つもの」としてではなく、「チャンス」や「きっかけ」として捉えていることに強い印象を受けました!

 

以上、前半では笹原さんが現在携わっている飲食店支援活動についてお話を聞きました。

つづいて【後編】では、今の原動力となっている海外での経験や、新たな目標について伺いたいと思います!

 

 

・笹原尚人(ささはら・なおと)

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・みやメシ応援隊

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・インドアジアンレストラン ナマステ

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