みなさん、こんにちは。
TASUKAKEライターのあおいです。
2020年4月より、「Go To キャンペーン」事業が政府より発表されました。
これは新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けて落ち込んだ観光需要を喚起するために、補助金の支出によって再活性化を目指すキャンペーンです。
「Go To キャンペーン」の中には、以下の4つが予定されています。
- 「Go To Travel キャンペーン」
- 「Go To Eat キャンペーン」
- 「Go To Event キャンペーン」
- 「Go To 商店街 キャンペーン」
特に「Go To Travel キャンペーン」は、7月22日(水)より実施され、観光・運輸業などの需要喚起が期待できます。
一方で、連日感染者が増加していた東京はキャンペーン開始直前になって対象から除外される、8月27日には9月上旬の感染状況次第では東京の追加を検討する旨の報道がされるなど、情報が錯綜しています。
随時情報が更新されていくので、最新情報は国土交通省観光庁に問い合わせ(03-3548-0520 平日9時30分〜17時)してその上で旅行の可否を判断してください。
今回は「Go To Travel キャンペーン」に焦点をあてて、最新情報も含めて詳しく解説していきます。
- 「どうしたら得することができるのか」
- 「還付金の申請手続きや、受け取り方法が分からない」
- 「キャンペーン利用にあたっての注意点ってなに?」
上記のような悩みや疑問を持っている人は要チェックです。
Contents
「Go To Travel キャンペーン」とは?
「Go To Travel キャンペーン」とは一体どのような事業なのでしょうか。
それは、国内旅行を対象に宿泊・日帰り旅行代金の5割に相当する額を支援してくれるというものです。
支援額は宿泊か日帰り旅行かによって前後します。
宿泊の際は、一人一泊あたり2万円が上限(日帰り旅行は1万円が上限)と決められています。
支援額のうち、7割は旅行代金の割引き、3割は旅行先で使える地域共通クーポンとして付与されます。
- 宿泊や宿泊に準ずるもの(クルーズ、夜行フェリー、寝台列車)が割引の対象になります。
- 旅行者個人によって手配された交通は割引の対象にはならないので注意が必要です。
「Go To Travel キャンペーン」によって、消費者の宿泊施設や観光施設などの利用が増加することで落ち込んだ経済の活性化が見込めるというわけです。
対象期間と概要
「Go To Travel キャンペーン」の対象期間は2020年7月22日(水)から2021年の1月中旬頃(予算が尽きるまで)となっております。
一人あたりの利用回数に制限はないので、何回でも利用可能です。
キャンペーン終了の期間も、利用状況によっては予定よりも早めに切り上げられてしまう場合がありますので早めの利用をおすすめします。
(例)1泊2日の1人2万円の温泉旅館に宿泊する場合
- 宿泊施設に直接、あるいは旅行代理店や宿泊サイトを経由して宿泊予約する。
- 支援額は、5割なので一人あたり1万円分が支援される。
1万円分の7000円分は旅行代金割引、3000円分は地域共通クーポンとして配布されます。 - 地域共通クーポンは、取り扱い店舗である土産物店や観光施設、交通機関にて使用することができる。
支払う金額は13000円ですが、3000円分の地域共通クーポンがもらえるので実質半額で旅行ができるというわけです。
第2弾(9月以降出発)はさらにお得
9月以降の出発から地域共通クーポンが配布されます。
前述でもありましたが、地域共通クーポンは取り扱い店舗である土産物店や観光施設、飲食店で利用できます。
旅行での娯楽費として使うことができるので、特産物を食べたり観光を楽しんだりしましょう。
地域共通クーポンは1枚1000円単位で発行され、支払いの際にお釣りは出ないので注意が必要です。
地域共通クーポンという形で3000円分を渡されるのは、宿泊施設だけでなく周辺の施設も利用してほしいという政府からの意図がみえます。
宿泊施設だけに注目が行きがちですが、飲食店や観光施設も同様に厳しい状況に直面しています。
旅行した際には応援するという気持ちも込めて、周辺施設を利用してみましょう。
申請方法等の手続き
申請方法は旅行の申し込み方法によって異なります。
- 旅行業者等を通じたご予約で旅行前に決済をした場合
旅行者自身で申請を行っていただく必要はありません。申し込みを行った旅行業者へ問い合わせてみてください。 - 宿泊施設へ直接、または予約サイト等で予約手続きを行い、宿泊施設へ支払った場合
旅行者自身で「Go To トラベル事務局」に還付申請を行っていただくことになります。
下記の必要書類をご確認、ご準備の上でオンライン申請フォームより申請を行ってください。
還付申請は9月14日(月)までとなっています。
9月15日(火)以降の還付申請については、事務局とご相談ください。
学生でも利用できる!交通費は学割申請も可能
長期休暇で旅行に行きたい、計画を立てているという大学生も少なくないでしょう。
「Go To Travel キャンペーン」は、夏休み期間である学生も例外なく利用することができます。
また大学生ならではの割引を利用して、交通費を少し安くすることもできます。
使える割引を有効に使って、お得に旅行して、楽しい思い出を作りましょう!
学生もキャンペーンの対象
「Go To Travel キャンペーン」は学生もキャンペーンの対象となっています。
ここで気になるのが、旅行費と交通費がどれだけ割引されるのかとういうことです。
旅行業者が立てたプランを利用する場合、現地までの交通機関がセットになっているケースも多いです。
旅行費に交通費が含まれていることが多いので、より有効にキャンペーンの恩恵を受けることができます。
プランが決められていますが、割安であったりプランを考えなくても良いので楽です。
またご自身で直接予約をとり、プランを立てたいという学生も多いと思います。
その場合、交通機関は旅行者自身で手配しなければならないので、交通費はキャンペーンの割引対象外となってしまいます。
そこで「Go To Travel キャンペーン」と併用して学割を使うことをおすすめします。
さらに既存の学割制度を使えば、移動費も安くなる
JRから指定を受けた大学に在学している学生であれば、大学側に学割申請をすることも可能です。
そのため、キャンペーン対象外である交通費にも割引を効かせることができます。
また期間によっては、青春18切符を利用することもできます。
1枚の切符で乗車日当日は乗り降りが自由となり、1日で5人分、1人で5日分など使い方にもある程度の幅を効かせることができます。
青春18切符の料金は12050円で5日分を購入でき、1日あたり2410円でJR線は一日乗り放題ということになります。
空港までの移動や帰省の用事などで電車や新幹線を利用したい場合は、学割申請や青春18切符を使うとよりお得です。
みんなで修学旅行や合宿の代わりに活用してみては?
コロナの影響で修学旅行がなくなってしまった高校生や、大学のゼミやサークル旅行がなくなってしまった大学生も多いはずです。
代替案として「Go To Travel キャンペーン」を利用して、友人や恋人と旅行に行く予定を立ててみても良いかもしれません。
サークルや部活の仲間と合宿をするために利用しても良さそうですね。
それでは、具体的にどのような活用方法があるでしょうか。
学生におすすめ!GoToトラベルキャンペーンの活用例
この機会に、多くの学生にキャンペーンを利用してもらいたいのですが、このご時世なので自由勝手に楽しむことはできません。
政府から、感染すると重症化しやすい高齢者や若者の団体旅行や宴席を伴う場合は「キャンペーンの利用を控えてほしい」とのコメントが出ています。
一方で具体的な年齢や人数は示されておらず、利用者の判断に委ねられる部分が大きいようです。
コロナ対策や配慮を十分に行った上でのキャンペーン利用が求められているので、できる限り感染リスクを抑えたキャンペーンの活用例を紹介します。
夏に集まれなかった家族や旧友とアウトドア旅
例年と比べて夏休みの期間が短くなってしまったり、夏休み開始の時期が遅くなってしまった学生も少なくありません。
予定していた帰省や友達との旅行のタイミングを逃してしまった方には、ぜひ「Go To Travel キャンペーン」を利用してもらいたいです。
アウトドア系のアクティビティであれば、3密になりにくく感染リスクを抑えることができます。
この夏の予定で悩んでいる方はこちらをチェック!!
【2020年夏休み】コロナ禍の夏を楽しくするアクティビティ7選
オンライン化で会えなかった学校の仲間とキャンプ
多くの学校で前期はオンライン授業を行っていたため、高校や大学の仲間と直接会うことはほとんどなかったと思われます。
このタイミングで、学校の仲間とキャンプに行ってみるのも良いかもしれません。
基本的に、外でやるキャンプは3密になりにくくコロナウイルス感染対策をしやすいです。
また、夏ということもあって夜は快適に過ごしやすく、花火やBBQなどと一緒にやるのもおすすめです。
直接会って会話することと、オンラインで顔を合わせて会話することは意外にも似て非なるようなものでした。
改めて直接話す安心感や温かさを実感したように思えます。
カップルでのんびり温泉旅行
恋人がいる方は、一緒に温泉旅行に行ってみてはいかがでしょうか。
カップル旅行であれば人数も少なく、定期的に換気を行えば感染リスクを軽減できます。
ゆっくりした時間を過ごすことで心身共にリフレッシュしたあとに、旅館で美味しいもの食べるなんて最高な時間です。
温泉旅行は少し金銭的負担が大きいように感じますが、「Go To Travel キャンペーン」を利用することで学生でも実質半額で温泉旅行できちゃいます。
Go Toトラベルキャンペーンを使う際の注意点
ここまで「Go To Travel キャンペーン」の概要から活用例まで紹介しました。
最後に、キャンペーンを利用する際の注意点についてです。
ルールやマナーを守って楽しい時間を過ごしてくださいね。
申請漏れに注意しよう
申請漏れには十分に注意してください。
還付申請ができていないと「Go To Travel キャンペーン」の恩恵を受けることはできません。
改めて、還付申請は9月14日までとなっていますので早めの申請を心がけるようにしてください。
申請はこちらより行うことができます。
旅行中のマナーや感染症予防を徹底しよう
せっかく楽しい旅行なのに、感染症にかかってしまっては台無しになってしまいます。
マナーを守ること、そして感染症予防を徹底するように心がけましょう。
具体的に気をつけたいことは、下記の通りです。
- 旅先の状況確認を忘れない
- マスクを着用しよう
- 手洗い・うがい・消毒は忘れずにしよう
- 混雑は避けよう
- 車内での会話は楽しみつつも控えめにする
- 宿泊施設では換気を心がけよう
まとめ
いかがでしたでしょうか。
旅行したいと考えている人にとって、「Go To Travel キャンペーン」を利用しない手はありません。
特に学生にとって友人との時間は貴重なものになります。
ぜひ、キャンペーンを活用して旅行してみてください。
しかし「Go To Travel キャンペーン」に対して否定的な意見も見受けれられます。
人の県境をまたいだ移動が活発に行われ、コロナウイルスの感染拡大が懸念されるということです。
一部地域では観光施設の閉鎖を決めた自治体もあるので、旅行の際は十分に現地の情報を確認してから行くようにしましょう。
またメディアで度々報道されていますが、接触確認アプリ「COCOA」をダウンロードしておくことで、旅行先で感染する不安を軽減することができます。
多くの人がダウンロードすることでより効果を発揮するので下の記事を参照にダウンロードしてみてください。
新型コロナウイルス接触確認アプリ「COCOA」とは?使い方やダウンロード方法を紹介
それでは今回はこの辺で。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。