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人間関係に悩むあなたへ。選択理論心理学のすすめ①

こんにちは。「ワクワクと若者をつなぐ懸け橋」いのうえともきです!

大学生であれば、学生活動や勉強にバイト。どれも充実させたいものですよね。
けれども、活動の幅が広がるにつれて、人間関係のストレスも増えてしまうのは、仕方のないことなのでしょうか。

活躍の幅が広がれば、多くの人に気を配る必要が生まれてきますが、人間関係で生まれるストレスを減らす方法は、意外と誰も教えてくれません。むしろ、ときには気づかないうちに、自らストレスの原因をつくってしまっていることもあるかもしれません。

そこで、今人間関係を良好に築くための「最新の心理学」として注目を集めているものが、
選択理論心理学になります。

そこで、本日は人間関係を良好に保つ選択理論心理学とその活用法について、ビジネス選択理論検定の資格をもつ私が解説いたします。

選択理論心理学とは?

選択理論心理学は、アメリカの精神科医ウイリアム・グラッサー博士が1996年に提唱した心理学です。グラッサー博士は、自分の精神科医としての経験の中で、薬を使った精神の治療に疑問持ちました。

とりわけ、精神病は不満足な人間関係が1番の原因だと言われています。
薬物による治療は副作用が強く、薬物によって症状が一時的に緩和したとしても、その症状を引き起こした原因を取り除くわけではないからです。

そこで、グラッサー博士は、患者の診療を重ねるなかで、「リアリティ・セラピー」というカウンセリング療法を確立しました。このリアリティ・セラピーを理論的に整理したものが選択理論心理学です。ざまざまな人間関係が複雑に絡む環境の中で、よりよい人間関係を築く手法として効果が認められていて、現在ではカウンセリングや学校教育、組織開発のマネジメントや家庭環境など幅広く活用されています。

また、選択理論心理学は考え方が簡潔で、人が自分の行動を選択するためのきっかけとその一連の流れが分かりやすく説明されています。そして、私たちが日常生活において幸福感を得られるような「バランスのとれた基本的な欲求の満たし方」や「良好な人間関係の築き方」の方法や手段を教えてくれます。

原則①他人はコントロールできない

選択理論心理学における重要な視点のひとつに、
「私たちは何をコントロールできるのだろう」というものがあります。

選択理論心理学では、「私がコントロールできるのは私だけである」とはっきりと宣言しています。
これをもっと選択理論的に言うと、
「私たちの外にあるものはすべて情報であり、私たちはその情報をもとに行動を選択をしている」ということになります。

例えば、この学生団体やサークルで活動していると、
ミーティングに出席しないメンバーやレスポンスの遅いメンバーにはほとほと困りますよね。その時、あなたはこう思っているはずです。

「はぁ・・・。なんであいつはいつもああなんだろう。」

これは、あなたの思考の習慣ですね。
そこで、よりストレスのない生活を送るために、私たちにコントロールできることを考えてみましょう。

「ミーティングにA君が出席しないのは、もしかしたら〇〇が原因なのかもしれない。今度ゆっくり話しを聞いてみよう。」

という考え方を持つのは非常に効果的ですよね。
さらに踏み込んで、

「せっかくだから、新しくできた、気になってたあのご飯屋さんに一緒に行ってみよう。」
「今のミーティングの仕組みが悪いのかもしれない。A君も同じ意見かもしれないので、一度意見を聞いて、一緒に提案してみよう。」

という対応も、自分がコントロールできることに焦点が当たっています。
これぐらいだったら、できそうな気がしてきませんか?
ぜひ、人間関係のストレスのない日々を送るためにやってみてくださいね。

Point
①コントロールできないものは気にしない(風船みたいに、手放すイメージ)
②コントロールできるものを明確に区分しておく(原則、自分だけコントロールできる)

原則②人間関係をよりよくする7つの習慣

 

グラッサー博士は、「致命的な7つの習慣」「身につけたい7つの習慣」がある、と提唱しました。

致命的な7つの習慣はすべての人間関係を破滅させ、
身につけたい7つの習慣は一生折れることのない人間関係を育むと言われています。

まず、致命的な7つの習慣を紹介します。

致命的な7つの習慣
①批判する
②責める
③文句を言う
④ガミガミ言う
⑤脅す
⑥罰する
⑦目先の褒美で釣る

致命的な7つの習慣を使わなくなるだけでも、人間関係は劇的に改善していきます。
なぜなら、この7つの習慣は、「外的コントロール心理学=私は相手をコントロールできる」という考え方に基づいたものであるからです。

例えば、レスが遅い人に、「レスは早めにしてって、何回言ったら分かるの?」と怒ったとしても、その人の行動はなかなか変わりません。しかし、たまたまレスが早かった時に、メンバーから「レス早くなったね!」「成長したね!」「即レス助かった!」と言われると、そこから即レスを意識し始め、即レスできるようになったという例があります。

確かに、感謝されたり、成長を褒められたりしたら嬉しいですよね。

これは、身につけたい7つの習慣を使っているからです。

身につけたい7つの習慣
①傾聴する
②支援する
③励ます
④尊敬する
⑤信頼する
⑥受容する
⑦意見の違いを交渉する

この7つの習慣を使っていけば、豊かな人間関係を築けそうですよね。
だけど、7つも覚えるのは大変!そういう方もいらっしゃると思います。

そんな時は、

この行動は、私と相手との距離を近づけるだろうか?


この言葉の問いだけ頭の片隅に置いておいてください。
一瞬考えてから行動に移すことで、致命的な7つの習慣を使うことを避け

身に着けたい7つの習慣を使う場面が格段に増えることによって
相手と良好な人間関係を築くことができる
はずです。

まとめ
①他人はコントロールできないので、コントロールできるものに焦点を当てる
②身につけたい7つの習慣を使ってみる(この行動は、相手との距離を近づけるだろうか?)

最後に

いかがでしたでしょうか。
次回はもっと踏み込んだ、選択理論心理学の活用法を伝授いたしますので、
よろしくお願いいたします。

この記事が、人間関係に悩んでストレスを溜めがちな人が
今日からストレスフリーなハッピーな毎日を送れる一助になれれば幸いです。

ABOUT ME
ともき
ともき
若者とワクワクをつなぐ懸け橋、井上智貴です!生き方を通して、ありのままで生きる若者を地方から増やすことをミッションに、大学で臨床心理学/選択理論心理学を学びながら、山梨県でクラフトビールやライターのお仕事をしています。自分で作ったゲストハウスで自分の造ったビールで乾杯することが将来の夢です。ここでは主に自己理解やクラフトビールに関する記事を書きます。会いに行けるライターですので、会いに来て下さい!よろしくお願いします!