スキルアップ

打つ手なしの最後の手段|『傾聴』こそ最高のコミュニケーション

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恋人と話をしていて

職場で上司や部下と話していて

つい口論になってしまったり、相手を理解できないし相手もわかってくれなかったり、そんな経験ありませんか?

 

人生の幸福度において、良好な人間関係が非常に重要なことが近年の研究で明らかになっています。

そして、良好な人間関係を築く上で欠かすことのできないもの、それが『コミュニケーション』ですよね?

 

しかし、ただ『コミュニケーション』が重要と言われても、「じゃあどうすればいいの?」とあまりピンと来ないものです。

 

そこで今回は、良好な人間関係を築く上で欠かすことのできな『コミュニケーション』、その中でも最も重要なスキル『傾聴』についてご紹介していきます。

最高のコミュニケーション『傾聴』とは?

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『傾聴』とは「人の話に耳を傾けること」、さらに言うと「真剣に相手の話を聞くこと」です。

「真剣に相手の話を聞くこと」と聞くと当たり前のように感じますよね。しかも、それが最高のコミュニケーションだって?

 

なぜ『傾聴』が最高のコミュニケーションなのか?

それは、人間の根源的な欲求に起因します。

いくつもある人間の根源的欲求の中でも、特に強く、そのために重要になってくるのが『承認欲求』です。

承認欲求とは、相手に認められたいと言う欲求ですよね。簡単な例だと、人から褒められたいとかです。

『傾聴』はこの『承認欲求』を効果的に満たすことができるのです。

人間誰しも、自分の話を聴いて欲しいと感じますし、その話に共感して欲しいと思っています。(全く人の話を聞かない人と、あまり仲良くなりたいとは思いませんよね?)

 

しかしそんな場面で、一般的に取られているコミュニケーションは『傾聴』ではなく、「意見を言う」です。

相手の「話を聞いて欲しい」「話に共感して欲しい」と言うニーズを全く満たせていないのです。

 

相手のニーズに逆らうコミュニケーションを取れば、相手と口論になったりと円滑なコミュニケーションが取れないのは当たり前ですよね。

しかし、改めて普段のコミュニケーションの取り方を振り返ってみると、

ほとんどの人が

ほとんどの場面で

相手の話を最後まで聞かず、自分の意見を言っているのです。

 

世の中の人間関係に起こる問題の原因のほとんどはコミュニケーションにあります。

そしてそのコミュニケーションの原因のほとんどが、基礎中の基礎である『傾聴』ができていないことに起因するのです。

やってはいけないNGコミュニケーション

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『傾聴』をする際にやってはいけないのは、相手の話が終わる前に自分の『主観』を挟んでしまうことです。

具体的に見ていきましょう。

やってはいけないNGコミュニケーション『反論する』

相手が話をしているときに反論するのはNGです。

当たり前のようですが、コミュニケーションがうまくいっていない時、大抵はどちらかが反論してしまっています。

  • 夫婦喧嘩
  • 上司と部下
  • 親・教師と子供

口論の様子が容易に思い浮かびますね。

『反論』はそのまま相手への否定につながり、相手の承認欲求を阻害します。

そのため、基本的に『反論』をして人間関係が良くなることはほとんどありません。

 

まずは、普段のコミュニケーションを振り返り、当たり前だけど大切な『反論しない』を徹底できているかを1つ1つチェックしてみましょう。

やってはいけないNGコミュニケーション『意見する』

2つ目のNGコミュニケーションが『意見する』です。

良かれと思ってするアドバイスもここに含まれてしまいます。

相手を思って伝えるアドバイスも、時と場合によっては逆効果となるのです。

よく、女性の相談に対してアドバイスは求められていない。話を聞き、共感をしろと言った話を耳にしますが、これもまさに『傾聴』になります。

アドバイスは基本的に相手に求められた時のみすれば十分。

相手のニーズにないアドバイスをしてしまうと、時には相手に『否定している』と受け取られ、承認欲求を阻害してしまいます。

 

それどもアドバイスをしたいのであれば、質問の形で相手が自分で気づけるよう促すのが理想です。

やってはいけないNGコミュニケーション『分析する』

これは、男性がやってしまいがちなNGコミュニケーションです。

相手の話を聞いて、自分なりに分析してしまうのです。

分析には多かれ少なかれ、自分の主観が入ります。同じ対象を分析して、100人全員が一致した見解を持つことなんてないですよね?

相手の話の途中で、話の腰を折って分析を始めてしまうと、相手は「自分の話を聞いてもらえていない」と感じてしまいます。

意見にしろ、分析にしろ、主観の入った自分の話をするのは、相手の話が完全に終わってから、そして相手に尋ねられてからです。

『傾聴』のポイント・コツ

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『傾聴』の一番の目的は、相手の話を理解することでも、問題を解決することでもありません。

それは、相手に「きちんと自分の話を聞いてもらえてる。自分を認めてもらえている」と感じてもらうことです。

人間関係において「お互いの信頼関係」は最も重要で、その最初の一歩が互いに認め合っていることです。

コミュニケーションがうまく言っていない原因は、この互いに認め合っている信頼関係が構築されていなことにあります。

だからこそ、『傾聴』を通して、相手に「話をきちんと聞いています。あなたを認めています」と言うメッセージを伝える必要があるのです。

 

『傾聴』のポイントをご紹介します。

1つ目が、「聴いてるよ」のメッセージ『相槌』です。

意見を言うよりも、アドバイスをするよりも、ただ相槌を打つ方が、相手にとっては嬉しく感じるのです。

また、相槌の打ち方でオススメの方法があり、『バックトラッキング』と呼ばれる方法でコミュニケーションをとると、より相手との距離が縮まります。

『バックトラッキング』とは、相手の言ったことを繰り返す相槌です。

「最近、仕事が大変なんです」

「仕事が大変なんですね?」

と言った感じです。

これは「あなたの話をきちんと聞いていますよ」と言う強いメッセージになります。

 

『傾聴』の2つ目のポイントが『主語を相手にして話す』です。

『傾聴』しているからといって、無理に相手の考えに共感しなければいけないわけではありません。

そんな時は、相手を主語にして会話しましょう。

「〇〇さんが苦手で、、、」

×「そうですよね〜」

○「××さんは、○○さんが苦手なんですね」

のような感じです。

 

コミュニケーションの際は、まず『傾聴』。相手が全て話きったと思えるまでじっと聴き続けます。

最後まで話を聞くと、相手は「自分の話を聞いてもらえた」と満足します。

もし相手に伝えたいことがあるのであれば、まずは相手の伝えたいことを先に全部受け入れてから。その上で伝えれが、きっと相手も受け入れてくれるようになります。

 

ABOUT ME
こーへい
こーへい
大学4年次に中国へ1年間留学、その後休学し、現在はリモートジョブで生計を立てながら世界一周の旅をするべく奮闘中。専門は初等教育と小中高の英語教育。将来は子どもと関わりながらも教育を通してより良い社会作りに貢献するべく独学で心理学、プログラミング、経営など幅広い教養を勉強。夢は世界中の子ども達が生き生きと暮らす世界の実現!