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【期末レポート】大学生向け!レポートの基本的な書き方とコツを詳しく解説

みなさん、こんにちは。

TASUKAKEライターのあおいです。

もうすぐ夏休みというところですが、大学生にとって避けて通れないのが期末試験です。

期末試験は高校生の頃のようなテスト形式で行われるものもありますが、大半の場合はレポートを書いてそれを提出することで評価をつけてもらうことになります。

特に大学一年生にとってレポートは未知の存在であることが多いです。
そんなレポートで単位がもらえるか否かが決まるというのは、とても不安な感じがしますよね。

でもレポートは、慣れてくると型が分かってくるので誰でも簡単に書くことができるようになります。

そこで今回は、レポートの基本的な書き方とそのコツを紹介します。

そもそも「レポート」ってなぜ書くの?

どうして大学の期末試験ではテストではなく、レポートなのでしょうか。

その理由は大きく分けて2つあると考えられます。

1つ目は、講義の理解度を確認するためにはレポートは有効な手段の一つであると言えるからです。

期末試験を通して先生側が大学生に確認したいことは、講義内容をどれだけ理解しているかにあります。

テストに比べてレポートは、講義内容やテーマについての知識や理解度が十分でなければ評価のつくものの提出は困難であるため、レポートの提出を課されることが多くなります。

2つ目は、自分が調査したこと、意見や主張を自分の言葉に上手にまとめて伝える力を身につけるためです。

この力は卒業論文の執筆だけでなく、社会に出て企業で働く際にも必要になってきます。

大学生であるうちにレポートを書く訓練をしておくと、わかりやすく情報をまとめて伝わりやすく伝える力が身につくということです。

大学のレポートで求められていること

レポートとは何かしらの「問い」に対して、自分の知識や理解度を示して「答え」を示すことです。

「問い」には、

  • 「客観的な証拠」
  • 「論理的な推論」

をもって答えていく必要があります。

すなわち、知識と理解度がなければ答えることはできません。

レポートの構成も自ずと「問題提起」から始まり、「客観的な証拠」と「論理的な推論」による議論を経て、最後に「答えや解決策を出す」という流れになっていきます。

「〇〇問題について〜」と問いが具体的なテーマが与えられた場合は、知識や理解度を評価されます。

そのテーマに関する普遍的な事実を調べていくことで知識が増え、理解も深まっていきます。

また、「問い」が設定されていない場合も知識や理解度が高ければ、テーマに内在している問題や疑問点が見えてくることがほとんどです。

自身が疑問に感じたこと、それが「問い」になります。

作文とレポートの違い

ここまで「レポート」について話してきましたが、中高生のときに書いた「作文」とは一体何が違うのでしょうか。

作文レポート
求められるもの個人の体験談問いに対する答え
主張個人的な経験に基づく主張普遍的事実や根拠に基づく主張
文の構成起承転結序論・本論・結論
内容感じたこと思ったことを書く客観的証拠と論理的推論が必要

このように似ているように思える2つですが、体験や感想といった主観がベースである「作文」と信ぴょう性の高い情報や普遍的な事実を用いて論理的に組み立てる「レポート」は、全く異なるものであることが分かります。

レポート執筆の基本的な書き方

それではどのようにしてレポートを書き始めていけば良いのでしょうか。

冒頭でもお伝えした通り、最初は少し大変に感じますが慣れてくると誰でも簡単に書いていくことができます。

ここではレポートの基本的な書き方を紹介していきます。

レポートは大きく分けて3つの型に分類されます。
型通りに書いていくとスムーズに執筆できるので、うまく活用していきましょう。

  • 自由記述型

ある与えられたテーマ(主に抽象的な問題)に対して自分の考えを論じさせるようなレポートです。

自由記述型はかなり自由度が高く、感想などの主観的な視点を求められる場合もあります。

一方で絶対的な答えが存在しないため、論拠が乏しくなってしまうことも多いです。
テーマに関する書籍から情報を集め、客観的に書けるようにしましょう。

 

  • 論考型

ある問題に対して、論理的根拠をもとに自分の意見や主張を述べていくというようなレポートです。

一般的に言われるレポートの型はこの論考型であることが多く、自分の意見にどれだけ論理的根拠があるかが重要になってきます。

ただ多ければ良いというわけではなく、自分の意見や主張を裏付けるために必要な資料や統計を探さなければなりません。

 

  • 実験型

自分が講義で理解したことをまとめたり、それを用いてなにかを論じるようなレポートです。

実験型は既存の知識や結果をまとめることが多いため、それらを裏付ける論理的根拠は比較的見つけやすいです。

自分の意見を述べることは少ないため、講義で学んだことの要点を抽出することで書きやすくなります。

 

原則は「型」にはめつつオリジナルを出す

レポートは「序論・本論・結論」に加えて「参考文献」の4つで構成されています。

基本的にレポートの核となる部分は「本論」にあるので、時間をかけて丁寧に論じていくことが求められます。

序論と結論はレポートの概要を掴むことができるように、簡潔かつ正確にまとめるようにしましょう。

序論

序論はレポートの書き出しの部分で、レポートの中で何を考察していくのか、何を明らかにしていくのか、何を目的として書くのかを示しましょう。

  • テーマの提示:レポートの中で何について考察するのか
  • 問題への導入:レポート内で扱う内容の確認、問題に関する事前の知識や論点を示す
  • 動機:なぜそれをテーマにしたか、どうして問題に感じたか
  • 目的:その問題について考察することで何を得ることができるのか

これら上記の内容をレポート全体の15〜20%程度の分量で簡潔に書きます。

本論

本論ではレポート内で自分が伝えたい意見や考えを統計資料や文献の論理的な根拠をもとに論じていきます。

少し難しく聞こえるかもしれませんが、自分が述べている意見は社会的に信頼できる機関や研究者が事実として裏付けしてくれているということを明らかにできれば良いです。

  • 統計資料:比較をして、ある事象を越名する根拠に用いる
  • 文献内の他人の意見:なにかを説明したり文献の記述を検討したりする
  • 自分が考えたこと:考察や意見を資料や文献を用いて主張する

本論は上記の内容をレポート全体の60〜70%程度の分量で書きます。

結論

結論はレポートの締めとなり、レポート内で何が明らかになったのか、何を主張したかったのかを簡潔にまとめます。
余裕があれば、新たに見えてきた課題や今後の展望まで記述できると高い評価をもらいやすいでしょう。

  • 本論のまとめ:本論で論じた主張や明らかになった事実を簡潔にまとめる
  • 課題:このレポート内で明らかにならなかったこと、新たに出てきた課題
  • 展望:明らかにした事実や主張が今後どのようにして何の役に立つのか

結論は上記の内容をレポート全体の15〜20%程度の分量で簡潔に書きます。

これらの要領でレポートを書くことで読みやすいレポートを作成することができます。

文体を統一し、適切な用語を使う

レポートのような客観的・論理的な文書は「です・ます調」ではなく「だ・である調」で統一しましょう。文体がバラバラだと読みにくくなってしまいます。

また「私は〜・・・」のような主観的な表現を避け、全員が同意できる内容であるように「私たちは・・・」「我々は・・・」のような表現を用います。

その他、担当教員からの指示をよく確認した上でレポートの執筆を始めるようにしたいものです。

引用を明記し、参考文献を必ずいれる

意外と忘れてしまいがちなのですが、引用元と参考文献の明記は必ずしましょう。

レポートを書いた際に参照した籍を全て明記します。

書籍名だけでなく、本の著者、出版年・出版社についても記載しましょう。

【参考文献】

・佐藤望 編著 湯川武 横山千晶 近藤明彦
『アカデミック・スキルズ 大学生のための知的技法入門[第2版]』(慶応義塾大学出版会、2018年)

出典の明記を怠ることを剽窃といい、分かりやすく言うと他人の文章を自分のもののように使うことを指します。

これらの行為をしてしまうと最悪の場合は、定額や退学の処分が課されることもあるので、参照した籍は参考文献に必ず明記するようにしましょう。

”良い”レポートを書くための3つのコツ

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時間をかけてレポートを提出するからには、高い評価をもらいたいと思いますよね。

高い評価をもらえる”良い”レポートには下記の3つの特徴があります。

  1. 「一文一意」文が長くなりすぎないように意識する
  2. 客観的なデータを根拠として主張する
  3. 事実と自分の意見を分けて述べる

「一文一意」文が長くなりすぎないように意識する

資料や文献を参考にレポートを書いていると、どうしても1文が長くなってしまうことがあります。

1文が長くなると、何が言いたいのかわかりにくい文章になってしまいます。
できるだけ短くまとめられるよう心がけてみてください。

ただし、文献を引用する際には一言一句正確に写さなければなりません
引用元と引用した部分を分かりやすく明記しておきましょう。

客観的なデータを根拠として主張する

レポートの中でどんなに主張を重ねても、客観的なデータが根拠として無かった場合は説得力に欠けるため”良い”レポートとは言えません。

”良い”レポートを書くためには、自分の主張に必要なデータを書籍や資料から引用することが大切です。

自分の意見や主張に客観的なデータや根拠が多いと説得力も増すので、参考文献が多いほどレポートに高い評価がつきやすくなります。

事実と自分の意見を分けて述べる

論を展開していくと、「事実」と自分の「意見」が混ざってしまうことがあります。

「事実」:客観的に真偽を判断することができるもの、「〜だ」「〜である」など断定表現を用いる

「意見」:客観的に真偽を判断できない主観的なもの、「〜と考える」「〜と推測する」など推量表現を用いる

【例文】
日本は海に囲まれた島国である。それゆえに日本人の異文化への関心は低いと考えられる。

これら「事実」と「意見」をしっかり使い分けて論じることで高い評価がつきやすくなります。

レポートを執筆・提出する際の注意点

最後にレポートの執筆や提出にあたって注意しておきたいことを紹介します。

レポート執筆後は提出が完了するまでは気を抜かずに、抜け漏れがないかを確認し提出期限を再度確認してください。

一般的にレポートの提出は紙媒体であることが多いですが、Web上にアップロードする方法もありますので、提出する場所や媒体に注意するようにしましょう。

期限内に提出できるようにする

どれだけ素晴らしいレポートを作成したとしても、期限に間に合わなければ一切評価してもらえません。

もちろんレポートのクオリティを追求することは素晴らしいことですが、提出期限を最優先で守るようにしてください。

レポート課題の告知は提出の3週間前程度に行われるので、他のレポートの提出期限がいつまでかを確認してから計画的に執筆するようにしましょう。

指定のタイトル名や日付記入など、必要事項を確実に埋める

レポートの表紙は指定されていなくても付けるのが当たり前という認識でいましょう。

表紙がないと、最悪の場合レポートとして受理されない、評価をつけてもらえないこともあるので必ず作成するようにしましょう。

  • 提出日
  • 担当教員名
  • 科目名
  • レポートの題名
  • 学年と学部・学科
  • 学籍番号
  • 氏名

上記の項目は漏れなく表紙に記載しましょう。

大学によっては専用の黄色い紙をホチキスで止めて提出することもありますが、そうでない大学の方は表紙を毎回作るクセをつけることをオススメします。

ページ数を挿入し、ホチキスで正しくとめる

ページ数の入力は忘れることが多いので、フッター中央に挿入されているかを印刷や提出する前に一度確認してください。

紙媒体で提出する際には、レポートがバラバラになることを防ぐためにホチキスで左上部分を綴じて提出しましょう。

クリアファイル等に入れて提出すると、レポートの紛失を防いだり汚れたりすることがなくなるのでオススメです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

初めてレポートを作成するとき、まず何から始めたら良いのか分からないので時間がかかるのは当たり前です。

筆者も大学で初めて課された8000字のレポートに一週間近く時間を使った記憶があります。
それでも現在は1日あれば大抵のレポートは書き上がるようになりました。

今、時間がかかりすぎて焦っている方も、慣れてくると少しずつ要領がつかめてくるので焦る必要はありません。

それでは今回はこの辺で!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

ABOUT ME
アバター
あおい@旅するバリスタ
栃木県出身、山梨県の大学に通う学生ライター。 主に大学生活・ヒッチハイク旅・コーヒー等についての記事を書いていきます。 人と会話することが好きで、ヒッチハイクで田舎を巡る旅をしています。 ある日、高野山に置き去りにされるも無事山梨県に帰還できた経験から、 「何事もやってみなきゃわからない!」をモットーに 様々なことにチャレンジ中! 趣味はコーヒーと旅と思考すること、 密かにアクアリウムもやってます。