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アドバイスは逆効果!?正しい『質問』をすれば人は自ら変わっていく

「テレビ観てないで宿題さっさとやっちゃいなさい」

「もう!今やろうとしたところだったのに!!」

親子の会話でこんなやりとり良くありますよね?

 

たとえそれが正しいアドバイスでも、他人から言われると受け入れにくくなることって大人でもありませんか?

だからこそ、相手に変わってもらおうとアドバイスや意見を伝えるのは非常に難しく、大抵の場合、相手に反感や不満を抱かせてしまいます。

 

恋人や両親、また上司や部下に自分の考えを伝えたら、それがきっかけとなって喧嘩になったり、関係が遠のいたり、、、

相手の為を思って伝えているのに、うまく伝わらない、、、

 

しかしそれもそのはず、人が他人の意見を受け入れて自らの行動を改めることは、自分の非を認めることになります。

 

もちろん、みんなが他人のアドバイスを素直に受け入れられる人間に成長するに越したことはないのですが、残念ながらそうでない人も多くいます。

 

そもそも他人のアドバイスを聞けない人に素直に学ぶようにアドバイスをしたところで返って逆効果になってしまいます。

 

そんな時にコミュニケーションツールの一つとして身につけておきたいスキルの一つが『質問』です。

 

『質問』はカウンセリングやコーチングの現場でも広く活用されています。

相手に問いかける『質問』は、自分の考えを相手に押し付けることなく、相手の考えを引き出すことができます。

 

そして人は、他人の意見や考えよりも自分の意見や考えを、自ら進んで実行したがります。

つまり、適切なプロセスを踏んで相手に質問をすることで、こちらの意見を相手にぶつけずとも、自然に相手は自分の振る舞いを見つめ直し、自ら考えることでその行動を改めるようになるのです。

 

本記事では、相手に自分の考えを押し付けることなく、『質問』によって相手の行動変容を促すコミュニケーションスキルをご紹介します。

 

アドバイスは逆効果!?正しい『質問』をすれば人は自ら変わっていく

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冒頭でご紹介した通り、人は他人の意見を受け入れたがらず、自分の考えを優先したがります。

 

しかし言い換えれば、こちらの意図する考えに相手自身が自ら思い当たれば、それは相手が自分自身で出した答え、考えとなるため、素直に実行することができます。

 

この、相手が自ら思い当たるためにこちらがとるコミュニケーションが『質問』なわけです。

こちらの意見は出さず、ひたすら相手の考えや意見を引き出し、整理し、それらを相手が客観的に見れるようにしてあげます。

自分の身だしなみを整えるためには、今の自分を映す鏡が必要ですよね?

同じように、人が自らの行動を改めるためには、今の自分を客観的に捉え、考えるための鏡が必要なのです。

その鏡こそ、『質問』によって相手を引き出し、整理する『質問』のコミュニケーションなのです。

 

そのため、理想的な会話の割合は相手の話が8割、こちらの質問が2割くらいでしょう。

 

質問によるコミュニケーションの概要を理解したところで、早速具体的な方法について見ていきましょう。

 

『質問』で相手に自己変容を促す4つのステップ

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『質問』で相手に自己変容を促すステップ4つです。

  1. 相手の目指すものを明確にする
  2. そのためにしているアクションを問いかける
  3. そのアクションは効果的かを考える
  4. より良い方法を考える

また、それぞれのステップで

  • 相手の視野を広げる質問
  • 相手の考えの整理

を挟みます。

 

それぞれのステップを個別に見ていきましょう。

ステップ1『相手の目指すものを明確にする』

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最初のこのステップが最も重要で、最も時間をかけることになります。

人はそれぞれ『表面的な望み』と心の奥底に隠れていて本人でも気づいていない『潜在的な望み』を持っています。

そして、人のあらゆる思考、行動はそれらの『望み』を叶えるために働いています。

つまり、相手の『望み』を紐解いていくプロセスの中で、こちらの『望み』と重なる部分を見つけ出し、それらを明確にすることができれば、あとは自然に目標に向かって動き出します。

 

最初の表面的な『望み』から「なぜ?」「どうして?」と深めていき、本人すらも気づいていない『潜在的な望み』を見つけだしましょう。

質問

Q.あなたが

  • 望んでいること
  • 大切にしていること
  • 欲しいモノ
  • 目指すもの

は何ですか?

Q.それはどうしてですか?

 

ステップ2『そのためにしているアクションを問いかける』

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ステップ1の質問がキチンと深まり、相手の『望み』が明確になれば、ここからはスムーズです。

 

ステップ2では、相手の心の奥底の『望み』を叶えるために、今相手がしていることは何かを問いかけていきます。

質問

Q.あなたの望みを叶えるために、今どんなことをしていますか?

ステップ3『そのアクションは効果的かを考える』

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ステップ3では、ステップ2で出た相手のアクションを相手自身に評価してもらいます。

ここで注意すべきは、自分の判断や意見を挟まないこと。あくまで相手自身に評価をしてもらうことです。

しかしそうは言っても、相手の評価が正しく行われない場合もあります。

もし相手の評価に偏りを感じた場合は、それを意見として伝えるのではなく、相手の視野を広げる『質問』の形で相手が自ら気づくように関わるのが良いでしょう。

質問

Q.その行動は、あなたの『望み』を叶えるために効果的ですか?

 

ステップ4『より良い方法を考える』

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ステップ4ではいよいよ相手自身に、今後どう改善していくかのアイディアを出してもらいます。

このステップの初めでは、とにかく様々な視点からアイディアを出すことが大切です。

そのために、あなた自身も積極的に相手の視野を広げるような『質問』をしましょう。

質問

Q.もっと良い方法にはどんなものがある?

Q.〇〇さんの立場で考えて見たらどうなる?

 

最後は、出たアイディアの中から実行に移すものを相手に決めてもらい

「よし!やってみよう!」

です!

 

ABOUT ME
こーへい
こーへい
大学4年次に中国へ1年間留学、その後休学し、現在はリモートジョブで生計を立てながら世界一周の旅をするべく奮闘中。専門は初等教育と小中高の英語教育。将来は子どもと関わりながらも教育を通してより良い社会作りに貢献するべく独学で心理学、プログラミング、経営など幅広い教養を勉強。夢は世界中の子ども達が生き生きと暮らす世界の実現!