
いつまで経っても色あせることなく人々を魅了し続けるもの、それは駄菓子だ。幼い頃に100円を握りしめ、駄菓子屋へと足を運んだあの思い出を私たちは決して忘れることはないだろう。筆者はそんな駄菓子をこよなく愛しており、駄菓子についてもっと知りたいと思う中で、ある一つの考えが浮かんだ。
駄菓子を組み合わせたらより美味しいものができるのではないか—。
そう、駄菓子は美味しい。単体でも十分美味しいのだ。そんな美味しい駄菓子同士を掛け合わせたらどうなるのか。美味しさの相乗効果によりさらに美味なものが生まれるのではないだろうか。そう思った瞬間、筆者の飽くなき探究心はその足を駄菓子屋へと突き動かした。
、、、というわけで今回、たくさんの駄菓子を購入していくつかを組み合わせ、新たな駄菓子を生み出してみることにした。少ないお金でちまちま買っていたあの頃とは違う。大人になった今、好きなだけ駄菓子を買うことができるのだ。(大量の駄菓子をレジに持っていくときに小っ恥ずかしかったのは秘密にしておく)買ってきた駄菓子の山を目の前にし、筆者の気分は高揚していった。さっそく始めよう。
うまい棒×蒲焼さん×おやつカルパス
言わずと知れた駄菓子の王道、うまい棒。発売当初から変わることのない10円という破格の値段で、人々に長い間愛され続けている。
そして蒲焼さん。筆者はこれが子供の頃から大好きだ。おさかなのすり身ごときが蒲焼を名乗ろうなどなんとおこがましいことかと思い続けているがその美味しさを否定することはできない。きっとあのソースがいいのだろう。うん、きっとそうだ。
またこのふたつに加え、おつまみの定番でもあるおやつカルパスも合わせて食べてみたい。蒲焼さんでうまい棒とカルパスを巻いてみよう。
いざ、実食
おいしい!
食感の異なる3つの駄菓子がうまく組み合わさり、絶妙なハーモニーが生まれている。
うまい棒の味と蒲焼さんのソースもうまいこと調和し、カルパスの肉感も相まって予想外の美味しさになっているぞ!
そんなことを考えながらぺろっと完食してしまった。美味しかった。他の味のうまい棒で組み合わせてみてもバリエーションが増えて楽しいのかもしれない。これはいい。
この調子で次に行ってみよう。
ブタメン×わさびのり太郎×タラタラしてんじゃね〜よ
ブタメン、筆者はこれがものすごく好きだ。明らかに70円のクオリティではない。豚骨ベースのスープはそこまでくどくなくて美味しく、小腹を満たすのにぴったりだ。そこに蒲焼さんの兄弟分であるわさびのり太郎、そしてタラタラしてんじゃね〜よを加えていく。(ちなみに筆者はこの名前が気に入っている。一度は声に出したくなるよね)
いざ、実食
おおおお・・・おいしいぞ・・・
ブタメンのスープにわさびのり太郎とタラタラしてんじゃね〜よがしみて、いい具合にピリ辛となっている。言うなればとんこつラーメンにキムチや七味を入れたような感覚だ。これは新しい発見だぞ!
2品目もすっかり食べきってしまった。今回試した組み合わせがどちらもいい具合のものになって驚いたが、それ以上に駄菓子のポテンシャルの高さを改めて感じる良い機会となった。
駄菓子が無限の可能性を秘めているとわかった今、もはや駄菓子はただの子どもの為のお菓子に留まらなくなるだろう。これは駄菓子の革命だ。駄菓子は、新しい時代を迎えたのである。「安っぽい味のしたお菓子なんて食べたくないよ」と思っているそこのあなた!ぜひ上にある駄菓子の組み合わせを試してみてほしい。きっとあなたに新しい扉が開かれるだろう。駄菓子の力を侮るなかれ。ぜひみんなで新しい組み合わせを探してみてはいかがだろうか。
そうこう言っているうちにまた新しい組み合わせを思いついてしまった。
グリコ×よっちゃんイカ×ヨーグレット
甘くておいしいグリコに酸味が特長のよっちゃんイカ、さらにヨーグレットのポリポリとした食感がアクセントになる。これ以上の組み合わせはない。きっと新たな味を切り開いてくれるだろう。
いざ、実食
・・・・・
不味い(なぜだ)
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