道路の黒い点
突然ですが、何の気なしにボーッと歩いていると、道路に黒い点があるなぁと思ったことありませんか?
写真にある黒い点です。白いタイルの上だと目立ちますね。
。
日常の風景に溶け込みすぎて、これが何なのか、考えたことがないかもしれません。実はこれ、ポイ捨てされたガムなんです。え、当然紙に包んで捨てるでしょ!って思った人も、心当たりがある人もいるのではないでしょうか?(ちなみに筆者はガムは出さずに飲み込む派です)この黒い点、景観が悪くなるのはもちろんですよね。ただ、黒くなる前の吐きたてのガムはもっとタチが悪いのです。
ある日の午後。筆者は大学の授業を終え、電車で帰路についていました。筆者はいつもリュックが重いので地面に置く癖があります。その癖が災いし、吐きたてホヤホヤの新鮮なガムをリュックで踏んでしまいました。ここまでは経験した人が結構いるのではないでしょうか。ただ、悲劇はそれだけで終わりませんでした。電車の座席に座った時、ガムに気づかないでそのリュックを膝の上に置いてしまったのです。週2で履いてたお気に入りのズボンには取れない汚れがついてしまいました。
初めはほんのりミントの香りがしました。
そんな経験もしたので、日常でどれだけポイ捨てされたガムがあるのか気になっていました。そこで、普段の通学中にどれだけのポイ捨てガムに出会えるのか数えてみることにしました。特に探したりせず、純粋に見えた数だけを数えました。結果を見る前にどれくらいあるのかぜひ予想してください!数個?数十個?それとも、、、。
場所:家から大学まで(降りる駅は3つ)
調査の所要時間:約30分
結果
A駅+B駅+C駅
273+284+314=871
家からA駅まで+C駅を出てから大学の中まで
111+125=236
計1,107コ
まさかの4桁越え!予想と比べてどうでしたか?嘘だと思ったら数えてみてください。
数が多すぎて合体してたので、見て見ぬ振りをしたのは内緒です。お前ら本当にガムなのか!?
やっぱり人が集まる駅には多く、特にゴミ箱の周りはホットスポットになっていました。あなたが捨てたつもりになっていたガム。しっかりゴミ箱に入ってましたか?
吐き捨てられたガムは誰かが掃除しない限り減ることはありません。むしろ、これからも増え続けるのでしょう。ガムをポイ捨てするのは一瞬でもその跡は半永久的に残り続けるのです。
せっかくなので、試しにいくつか剥がしてみました。石や葉っぱ、レシートなども試してみましたが、身近なもので一番使いやすかったのはクレジットカードなどの厚めのプラスチックカードでした。ただ、かなり根気のいる作業で完全に取りきるには専用の薬剤が必要になってきそうです。(剥がしたガムは筆者が美味しくいただきました。すみません。嘘です。)
最後に。噛んだら紙に包んでゴミ箱に捨てる。一人ひとりの心がけで状況は変わっていきます。こうした問題はガムのポイ捨てに限らず日常に溢れています。この機会に日々の行動に少し目を向けてみてもらえると嬉しい限りです。
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