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コラム・記事

東大生がバッティングセンターでホームランを打てるのか?

Table For Two University Association (国際交流)

12か月前

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    3717



 

 

東大生がバッティングセンターでホームランを打てるのか?

 

こんにちは!突然ですが、皆さんはストレスが溜まった時、何をしてストレスを発散しますか?

「カラオケに行って歌いまくる」

良いですね、思う存分歌った後はだいぶスカッとしますもんね。じゃあ音痴な人は?

「甘いものを食べにいく」

それも最高ですね、パンケーキ食べたら幸せな気分になれますよね。でも食べすぎると太っちゃう。何か体を動かしながらストレス発散する方法はないだろうか…?とあれこれ考えているうちに思いついたのが、

 

「そうだ、バッティングセンターに行こう」

 

です。

 

ちなみに、僕自身、中学時代は野球部に所属しており、今は東京大学のTFTサークルTFT-UTの一員として国際協力に携っていることから、スポーツと国際協力をうまく結び付けられないかと考えたりすることがあるのですが、調べてみたところ、3年前に、TFTのカロリーオフセットというプログラムに、埼玉西武ライオンズが参加したとのこと。改めて、スポーツの力って偉大だなと感じさせられました。

 

試合で消費したカロリーが途上国への援助金になる

『ライオンズ カロリーオフセットプログラム2015』に注目!

https://gendai.ismedia.jp/articles/-/44024

 

ホームランなんて打てるの?


ところで、この前の「東大生が相席屋に行って彼女ができるのか!?」の記事を読んでくださった方は、今頃こう思っておられることでしょう。

 

「相席屋で女の子のハートを射抜けないやつに、バッティングセンターでホームランの的を射抜けるわけがない」

 

いや〜舐められたもんですね。良いでしょう。そこまで言うならやってやろうじゃありませんか。あの日以来、自分の中でくすぶっていた闘志を全身にみなぎらせ、いざ決戦の地へ。

 

舞台その1 〜三軒茶屋バッティングセンター〜


まず最初に訪れたのは、東急田園都市線の三軒茶屋駅から徒歩約3分のところにある三軒茶屋バッティングセンター。渋谷駅からわずか2駅、最寄駅からのアクセスも抜群のこの場所は、渋谷近辺でバッティングセンターに行きたいと思った時にぜひオススメです。



螺旋階段を登ってたどり着いたその先には3つの打席が設けられていました。左利きの僕は、唯一左右両打ちに対応していた一番奥の100キロの打席へ。お値段は20球で200円!とにかく安い!5、6年ぶりのバッティングセンターに興奮冷めやらぬ中、代金を入れ、左のバッターボックスへ。深呼吸をしてリラックス…と思ったらいきなり初球が来てビックリ!慌ててバットを振って何とかボールに当てました。その後も無我夢中でバットを振っているとあっという間に20球が終了。何球か芯でとらえた打球はあったものの、せいぜいセカンドライナーがいいところ。その後も計4回行いましたが、結果は思わしくなく…。1、2球ホームランゾーンと思われる枠の近くに飛んだ程度でした。しかし、思い切りバットを振ったことで気分はスッキリし、軽快な足取りでバッティングセンターを後に。

帰り道に、駅前に立ち並ぶカラオケの誘惑に負け、二時間ほど一人カラオケを満喫。ダブルのストレス解消で、年末の大掃除の直後の部屋ぐらいにスッキリした気分で家に帰りました。余談ですが、バッティングセンターで久しぶりに握力や腕の筋肉を使った後にカラオケに行くと、いい感じにマイクを持つ手が震えて、ビブラートが連発できるのでオススメです!笑

 

舞台その2 〜三室バッティングセンター〜


 

「このままで終わるわけにはいかない」とリベンジに燃えていたその翌日、今度は埼玉県さいたま市にある三室バッティングセンターに足を運びました。後で気づいたのですが、実はここ、ドラマの撮影なんかによく使われているらしく、最近ではドラマ「花のち晴れ」第3話のロケ地にもなったそうです。



軟式のみならず、ソフトボールのバッティングマシーンがあり、女性や家族連れでも利用しやすいところだなと感じました。値段も20球200円とお手頃。前回同様、左右両打ちに対応していた90キロの打席に入り、早速ゲームスタート。初球からかっ飛ばすぞと意気込んだはいいものの、、、あれ、何だか球が速い。打球が前に飛ばん…ようやくタイミングがつかめてきた頃にはもう中盤に差し掛かっていました。1セットを終えて一息つこうとしたとき、何か大事なことを忘れているなと思ったのですが、、、

 

「そういえば、ここホームランの的がない!」

 

その後は、センターオーバーの打球を目標に計3ゲーム行いましたが、結局この日もホームラン性の打球はゼロ。バットの芯でボールを捉えた時の爽快感と、ホームランを打てなかったことに対する悔しさを胸に、バッティングセンターを後にしました。

 

自己分析


 

家に帰った後も、何となくモヤモヤした気分が続いていました。根っからの負けず嫌いな性格のため、このままではどうしても納得がいかなかったのです。ホームランを打つためにはどうすれば良いかを考えた末、まずは冷静に自己分析してみることに。主な課題点は三つ。圧倒的な筋力不足、ボールを打つポイント、ボールの当たる角度です。まず、筋力不足に関しては腕の筋肉はもちろん、下半身の筋肉も足りていないことを実感。スイングを重ねるごとに下半身の粘りがなくなり、上体が浮いてしまっていました。それを防ぐため、腹筋、腕立て伏せ、スクワットを1日50回やろうと決意。次のボールを打つポイントに関しては、ボールを見すぎるあまりポイントが遅れてしまう傾向にあったので、動体視力を鍛えるため、電車に乗る際、外の景色をぼんやりとみるのではなく、お店の看板の文字などを見るトレーニングを取り入れることに。最後のボールの当たる角度に関しては、ゴロやライナー性の打球が多かったため、もう少しボールに角度をつけるため、家にあった金属バットで一日100回素振りをして、その中でバットの軌道を修正しました。

 

舞台その3 〜新宿バッティングセンター〜


 

そしてその4日後、3度目の正直を果たすべくやってきたのは、JR新宿駅から徒歩約10分のところにある、新宿バッティングセンターです。この日は親友のNくんと一緒。今までの練習の成果を見せつけてやろうと密かに企んでいました。



祝日ということもあってかお店は結構混雑しており、打席の前で順番を待つ人の姿も。僕は12打席のうち、左右両打ちに対応していた10番の打席へ。N 君も中学時代は野球部だったため、別打席で鋭い打球を飛ばしていました。練習の成果を存分に発揮しようと意気込んで3ゲーム行ったものの、なかなか快音は響かず。



少し落ち込んだ気分でNくんのところに戻った時、信じられない言葉を聞かされました。

 

「さっきホームラン打ったから、ボールペンもらった」

 



その瞬間、頭を金属バットで殴られたような衝撃を受けました。

「おいおい、嘘だろ」

そう言うのが精一杯でした。

ホームランを打つべく、この日に向けて着々と準備してきた自分。バットを握るのは一年ぶりだと言う彼。ホームランへの執念を燃やしてきた自分。打った後も、何でもないことかのように飄々としている彼。

この時僕が感じたのは、ホームランを打てなかった悔しさでも、彼に対する羨ましさでもなく、どこか諦めにも似た気持ちでした。

 

この20年間、スポーツであれ勉強であれ、苦しい時には、

『「才能」と言う二文字で片付けてしまうのはあまりにもナンセンスだ』

『もう少し「努力」の可能性にかけてみようじゃないか』

と、そう自分に言い聞かせてきました。しかし、そこにはやはり越え難い壁があるという不条理な現実をまざまざと見せつけられた気がしたのです。

 

その後、「暑いから後でアイス食べたいなあ」という独り言を覚えていてくれ、僕が最後の1ゲームをしている間に二人分のアイスを買ってきてくれたNくんの優しさに、僕が女の子だったらキュン死してただろうなあと思いながら電車で家に帰っていた時、あることに気づきました。それは、ホームランを打ったのにも関わらず、Nくんが全然嬉しそうな様子を見せなかったことです。

 

その理由について色々考えた末に思い至ったのは、彼がホームランを打ったのが2ゲーム目だったからではないかということです。もしそれが5ゲーム目だったら、10ゲーム目だったら嬉しさは倍増していたはず。つまり、何かを成し遂げようとする時、そのために払ったコストが大きいほど、費やした時間や労力が多いほど、達成した時の嬉しさも増大する。それって素晴らしいことじゃないかと思いました。

 

例えば、初めて自転車に乗ろうとする時、簡単に乗れてしまったとしたら、そんなに嬉しくないでしょう。でも、何度も転び、その度に泣きながら立ち上がって。時にはできない自分に腹立たしさを感じ、また時にはみんなに笑われて情けない気持ちになって。それでも諦めず、全身傷だらけになってようやく乗れるようになった時の嬉しさたるや、言葉ではとても言い表せないほどであるはず。さらに、その傷を隠すことなく、むしろ誇らしげに、胸を張って、笑い飛ばせるくらいの度量がある人は本当にカッコイイなと、自分もそんな人になりたいと思いました。

 

皆さん、

失敗したっていいじゃないですか。

みっともなくたっていいじゃないですか。

失敗しても、うまくいかなくても、めげずに何かに一生懸命に取り組む姿って、何よりもカッコイイと思いませんか?

 

 

 

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