時代は変わりました。
今までなら、
「好きだ!」
「私も///」
でオッケーだったかもしれません。
でも今、世界がグローバル化&多様化している中で、
「好きだ!」
と言うだけでは、
「そんなありきたりなセリフじゃなくて、もっと主体性とか個性とか出していこうよ」
と言われてしまいます。
そこで今回提案させていただくのが「数学を使った告白【in English】」です。
数学を使うことでより正確に想いを表現する。
そして英語を使うことでグローバルな自分をアピールすることができます。
恥ずかしさを軽減できることも英語の利点ですね。
(「I love you」より「愛してる」と言う方が恥ずかしいですよね。そういうことです)
「数学は苦手〜」「英語って頭痛くなる〜」と思ったボーイ&ガールも、騙されたと思ってじっくり読んでみてください。
基本編1
My love towards you is like dividing by zero. It can’t be defined.
「あなたへの愛は0で割るようなものです。それはdefineできません」
まずは基本編。0で割ることは定義できないという性質を使った告白文です。
普通に読むと「あなたへの愛は定義できない」という意味になりそうですね。
でも、そうではないんです。
defineには「定義する」という意味もありますが「範囲を定める、限定する」という意味もあります。
つまりこれは一種の謎かけ。
ーーーーーーーーーーーーーーー
あなたへの愛とかけて0で割ることととく。
<その心は?
両方ともdefineできない(定義できない・範囲を定められない)でしょう〜
ーーーーーーーーーーーーーーー
こういうわけなのです。
数学の知識を使いつつ、英語の言葉遊びも織り交ぜた素晴らしい告白文だと言えますね。
「dividing by zero」のところを「tan90°」に変えても成り立ちます。
基本編2
I will be asymptote of the function, you.
「あなたという関数の漸近線になります」
Asymptoteは「漸近線」という意味。Functionは「関数」という意味です。
漸近線(ぜんきんせん)というのは、無限に延びている曲線が限りなくある直線に近づいていくとき、この近づいていく直線のことを指します。
つまり「あなたという関数の漸近線になる」とは「一生あなたに寄り添っていく」という意味なのです。
年を重ねるごとにどんどん縮まる二人の距離。
xが無限大に近づいてもそっと寄り添う直線lは、死ぬまで一緒にいる二人の姿を想像させます。
結婚を前提におつきあいしたい相手にはもってこいの告白文です。
数2レベル
If I be sin^2θ, will you be cos^2θ? So that together we can be 1.
「私がsin^2θ(サイン2乗シータ)だとしたら、cos^2θ(コサイン2乗シータ)になってくれますか?そうすれば二人合わせて1になります」
sin^2θとcos^2θって足したら何になるんだっけ?
考える相手にそっと教えるその答え……。
「一緒になりましょう」というのはありがちな告白文ですが、その前に質問を置くだけで印象が一気に強まります。
ここでポイントなのはsin^2θとcos^2θ。
足したら1になる式はごまんと存在しますが「0.5+0.5=1」のようにわかりやすすぎては展開が読めてしまいます。
絶妙に相手が忘れている、でもなんとなく覚えている「sin^2θ+cos^2θ=1」の公式を使うのがベストでしょう。
数3レベル
A series, me, would converge to you. Conversely, a series, my love towards you would diverse infinitely.
「私という数列の和は、あなたで収束します。逆にあなたへの愛という数列の和は、どこまでも発散するでしょう」
まず用語の解説をしましょう。
「series」とは「数列の和」という意味です。数列の項を一つずつ足していった合計値ですね。
数列の和には、ある値にどんどん近づいていくものとそうでないもの(ex.どんどん大きくなるor小さくなる)があります。
そこで、前者を「収束する(converge)」、後者を「発散する(diverse)」と言います。
では、例文をみてみましょう。
『私という数列の和はあなたに収束する』
すなわち「自分」の積み重ねが「相手」に落ち着いていくということ。
『逆にあなたへの愛という数列の和はどこまでも発散する』
数列の和がどんどん小さくなることも「発散する」と言いますが、もちろん愛は正項級数。
つまりここでは相手への愛がどんどん大きくなることを指しているのです。
高度な数学技術を使った分だけ、愛も深まった気がしますね。
番外編
うまいことおつきあいできたら、やっぱり結婚したくなりますよね。
相手は数学と英語を使いこなすあなたにメロメロのはず。
プロポーズもバシッと決めてしまいましょう。
最iの人に捧げる最後の問題です。
Question: Will you marry me?
(This answer is to be given in three significant figures)
「問題:結婚してくれますか?(three significant figuresで答えなさい)」
「in three significant figures」というのは「有効数字3桁で」という意味です。数学の問題によく出てくるフレーズですね。
しかし、ここでの意味はもちろんそうではありません。
「figure」にはもっとふわふわした「形」というような意味もあります。
「3桁」というより、「3つのもので」と考えると……?
Answer: Yes
「答え:Yes」
いかがだったでしょうか?
意中のあの人がいるそこのあなた。
「私とあの人は多分互いに素の関係だし…」と諦めずに、まずはアタックしてみましょう。
素因数分解をしてみたら意外な公約数が隠れているかもしれませんよ。
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