支援先の様子【マラウィ共和国(支援終了地域)】
給食支援地域:ムワンダマ地域
マラウィ南部、モザンビークとの国境近くに、ムワンダマ地域は位置しています。この地域にある6校の小学校にて約2,400人の生徒たちへ、給食を届けています。
給食プログラム開始後は地域内の就学率が向上しました。小学校の校長先生によると、給食プログラムが始まる前までは、学校に来ても下を向いて疲れた表情をしている子どもや、集中力が続かず外に出て遊びに行ってしまう子どもが多かったそうです。しかし給食プログラムが始まってからは、子どもたちは授業に集中し、勉強の楽しさを体験して始業前の朝の6時から学校に来て予習をしている子どももいる、という声が届きました。
さらに地域コミュニティーに対し、自立にむけての工夫も行われています。子どもたちの親や村人を給食プログラムへ巻き込んでいくため、給食の準備である水汲み、火おこし、調理、そして食事後の皿洗いなど、給食プログラムの運営を親たちが交代制で受け持っています。
また、給食運営を通して栄養教育も実施されています。親たちの中には、昔からこの地域で食べられている伝統的なお粥は貧乏人が食べる物であり、紅茶の方がより上品な物と信じている人もいます。その結果、お金に余裕がある際には、栄養価の高い食べ物を選ぶのではなく、高級感はあるがあまり栄養のないものを選んでしまう状況も生まれてしまっています。子どもの栄養状況の改善のためには、親も巻き込んだ栄養教育がとても重要な要因であるため、この地域では親も巻き込んだ栄養教育が行われています。
HP(http://jp.tablefor2.org/countries/countries.html )より
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