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団体紹介

加子母木匠塾(かしももくしょうじゅく)

加子母木匠塾 (地域活性)

3か月前

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    85



加子母木匠塾(かしももくしょうじゅく)とは?
平成7年から加子母村で行われている「加子母木匠塾」は、全国から集まった建築を専攻している大学生たちが森林や林業と深い関わりをもつこの加子母(かしも)という地域に集まり、木造建築実習に取り組む夏の合宿です。毎年学生たちで決めたテーマに基づき、公共の建物や学校遊具、バス停、公園のベンチなどを、地元の工務店の指導のもと製作しています。







日本の建築業界が抱える問題??

日本は国土面積の約八割が森林に覆われた世界有数の森林国であり、日本人は古くから森の恵みを受けて生活してきました。私たちにとって森林は、建築、生活用品、燃料等の資源としての木材やきのこ等の林産物を生産する場となっています。中でも日本の建築は、林業を営む山間地域と密接に関わりながら太古の時代より技術と伝統を受け継ぎ、発展させてきました。

しかしながら、林業従事者の減少や山村の高齢化、管理が行き届かず荒廃してしまう森林、安い外国産材の大量輸入(外圧)による国産材の価格暴落、木を扱う職人の不足など、近年日本の林業と国産木材はさまざまな問題に直面しています。そのような問題があるにも関わらず、現状では建築を学ぶ学生は大学で木や山について学ぶ機会をほとんど与えられていません。

誰も言いたがらないが、日本の木造建築が低レベルから脱し始めたのは、せいぜい30年前。 阪神淡路以降、だいぶ追いついてはきたものの、中大規模木造建築に関しては、水をあけられたまま。 原因の多くは四半世紀以上も続いた「木造建築の暗黒時代」。 木造に関する軽視・蔑視が長く続きすぎた。

https://twitter.com/HayashiTomoyuki/status/1028182087625371648

なぜ、わが国が木造建築の暗黒時代に突入したのかというと、 当時、これ以上木材を使うと日本中がハゲ山だらけになってしまう恐れがあったから(木材利用合理化方策:国策)。 戦時中の空襲や大火で、はだか木造の弱さが露呈され、また相次ぐ台風等で被害が続出したから(建築学会の木造放棄)。
https://twitter.com/HayashiTomoyuki/status/1028398149885341696

加子母木匠塾のはじまり!!

そこで、木や林業、木造建築を現場で学ぶ機会を提供し、学生に木の魅力を広め、国産材や山の問題の認識、改善をしようと始められたのが「木匠塾」という活動です。木と匠の技を学ぶ塾なので「木匠塾(もくしょうじゅく)」というわけです。日本の未来の建築を担う学生がこうして木材に親しむことは、きっと将来の木材の需要につながるでしょう。









加子母木匠塾は四半世紀を迎えます!

加子母木匠塾の前身である高根村木匠塾(岐阜県)が1991年に始まってから29年、この加子母木匠塾が1995年に始まってから25年という歴史ある活動となり、加子母木匠塾のみでも約3000人以上の卒業生たちが多方面で活躍しています。当初は研究室の教授主体の合同ゼミ形式で運営されていた木匠塾ですが、今では毎月、各大学の代表が加子母に集まり幹部会を行うなど学生自ら年間を通して運営しています。木を削り、木造建築物の完成を目指すことはもちろん、怪我なく安全に、楽しく思い出いっぱいの最高の夏にするために、1年かけて準備をしています。





加子母(かしも)ってどこにあるの?

加子母木匠塾は岐阜県中津川市加子母という地域で活動を行っています。木材加工や施工を行うだけでなく、森林見学や間伐体験などを通して実際の森林や山村の現状を見ることは、国産材や森林の持続可能な利用について考えるきっかけとなっています。 この加子母が含まれる岐阜県の東濃地方は古くから良質な木材、特にヒノキ(東農ひのき)の産地として知られ、伊勢神宮の式年遷宮のための材を提供する森林「神宮備林」もある大変歴史のある山村です。加子母地域には平安・鎌倉時代から人々が生活を営み、江戸時代には尾張藩の貴重な財産として山々が手厚く保護され、名古屋城や江戸城築城にも加子母・東濃地方から木材が提供されました。その古い歴史から、文化的な面も発達した地域であり、現在でも加子母明治座という芝居小屋で歌舞伎の定期公演が行われるなど魅力ある地域社会が形成されています。





木匠塾(もくしょうじゅく)ってどんなことをするの?

地域の方々から要望をお聞きして、その社会に必要な小規模の木造の建築物の企画・設計・積算・施工・メンテナンスまですべてを、地元の工務店さんの指導を受けながら学生の手で行っています。自然や地域に溶け込みながら、大学での勉強だけでは習得する機会のない日本の伝統的な木造建築の技法も体感します。2011年度からは古民家再生のプロジェクトも行っています。学生にとって、自分たちのアイデアが実際に形になることほどうれしいことはありません。大学での課題と違って、責任を持って制作物を実現させなければいけないというところに大きなやりがいを感じます。

木を知ることはもちろん、地域社会に飛び込んでいき、そこで必要とされる建築を構想し、多くの人と関わり、自らが設計した建築を自らの手で建ちあげていくことで、建築をつくることの難しさ、責任、役割など、大学の中では経験しづらい多くのことを学ぶことができるのです。地域の方と積極的に交流し、たくさんのご支援・ご協力をいただきながら深くこの加子母と関係を持ち、森林・林業と木材の使用者・利用者、地域社会をつなぎ、木の利用の促進と持続可能な社会を目指した体験学習型の活動が「加子母木匠塾」です。









最高の夏にするために集まった仲間たち!!

京都大学・京都工芸繊維大学・立命館大学・京都造形藝術大学・東洋大学・名城大学・金沢工業大学・滋賀県立大学の学生300名が加子母木匠塾に参加しています。他では味わえない体験を求めて、全国から学生が加子母に集まります。加子母に滞在する間は、「ふれあいのやかた かしも」という施設で共同生活をします。各大学ごとに食事、洗濯、掃除の時間シフトを割り振り、家事はすべて自分たちで行っています。平日の昼食は学校給食を提供していただいています。チームでものづくりをすること、同じ屋根の下で多くの学生が集まって生活をすることを通して、大学ではできない経験と学びを得ています。木材加工作業や地域交流イベントのほかに学生交流イベントなども企画し、学生間で情報を交換し、刺激しあえる環境です。他大学の多くの建築学生たちとも交流を持てます。









木匠塾の魅力とは…

加子母木匠塾の魅力は、人によってさまざまです。木に触れたり、自分たちが設計した建築を実際に組み立てることができるという木材加工の作業に魅力を感じる人もいれば、他大学の学生や地域の方々との交流に楽しさを見いだす人もいます。森や木、すぐそこに流れる綺麗な川、澄んだ空気、美味しいトマト、、、加子母の豊かな自然もとっても魅力的です。限られた大学生生活を、夏休みを、最後の青春を、、、加子母木匠塾にささげます。この加子母で過ごす夏は、絶対に忘れられないかけがえのない思い出のつまった、すばらしいものになるのです。







地域の方々への愛と感謝の気持ち

目先の利益ではなく、まるで50年、100年と木を育てていくような長い目で学生たちの成長を見守ってくださる地域の方々のおかげで、25年間もこの活動を続けてこれています。学生の主体性を尊重しながら、かげから臨機応変なサポートをしてくださっている地域の方々のおかげで、学生たちは加子母に通い続けることができています。広い心で受け入れてくださっている地域の方々には感謝してもしきれずどんな形であれ地域に恩返しをしたいと思っており、ここで学んだことを今後のそれぞれの人生に生かすことはもちろん、卒業してからもまた加子母に帰ってくることが恩返しになればいいなあと思っています。人口減少に悩まされている加子母ですが、一度参加すると毎年夏は加子母!!に来てしまうような、加子母が大好きな木匠塾生から加子母の魅力を、全国に発信していきたいです。加子母はいつまでも私たち木匠塾生の「こころのふるさと」です。





加子母木匠塾のこれから…

自然や地域に溶け込み多くの人と関わりながら求められる建築物を構想し、自ら設計して実際に建てるという実習合宿を行う加子母木匠塾では、大学では学べない知識やできない体験が得られ、たくさんの深い学びを得ています。大学で建築を学んでいるとは言っても、「木造建築」に関するカリキュラムは限られていて、ほとんど扱われていないと言っても過言ではありません。 全国から集まる大学生が木造建築実習を通して設計・施工などの実務を学び、日本の林業をとりまく建築業界や山村過疎地域のさまざまな問題を認識し、改善することを目的として活動する加子母木匠塾は、これからの日本の未来にとっても大変意義のある活動だと思います。ずっと続けていきたいと思います。

加子母木匠塾が地域の方々との強い信頼関係を培ってきたおかげで、大学生が地域に入って学ぶという活動が加子母で受け入れられ、今では他にもさまざまな団体が域学連携活動として加子母に訪れています。木匠塾という活動も秋田・角館町、奈良・川上村、京都・美山、山形・村山市五十沢・大石田、滋賀・多賀町、兵庫・六甲山と全国へ広がりました。木造構築物を参加学生が自らの頭で考え、制作し、設置してゆくなかで、ものづくりがいかにまちづくりに貢献していけるか、どのようなコミュニティを生むのか、また、木材がどのような産業に支えられ、使われているのかを、実践的に学んでゆける、この木匠塾のような素敵な活動が全国に広まればいいなあと思います。


2019年度 加子母木匠塾 総幹事 松井茉優
(京都大学大学院修士1年)

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