こんにちは!
学生団体コマフクです。
今日はみなさんの「福祉力」をテーマに福祉力テストを行なっていきたいと思います!
*ここでいう「福祉力」とはコマフクが独自に考えるものであり、必ずしも正解などありません。一つのゲームとして楽しんでいただけると幸いです。
まず始めにここでいう「福祉力」とは
日常生活の福祉場面にあなたが遭遇した際の、対応を見極めるゲームです。
例)
「あなたは満員電車の優先席に座っています。ある駅で杖を持った高齢者が乗車してきました。」
あなたならどうする?
①席を譲る
②知らんぷり
③その他
この場面ではあなたに優先席に座っていないといけない理由がない限りは、①の「席を譲る」がベストな対応だと思います。またあなたが一般席に座っていた時に高齢者や妊産婦といった配慮が必要な方が乗車してきた場合も譲れるといいですよね!
最後に満員電車や疲れているときは、どこか憂鬱だったり、イライラしたり、座っていたいという気持ちがあるのは当然です。それでもちょっとしたあなたの優しさが、誰かの一日をいい気分にさせてあげられるかもしれません。
それでは「福祉力テスト」スタート!
場面①
「あなたは友人と、バス停に並んでいます。そのバス停に並んでいると、横から車椅子に乗った人が横入りしてきました。」
あなたならどうする?
この場面では②の「横入りを注意し、最後尾に並ぶよう促す」がベストな対応だと思います。車椅子に乗っている人だからといって横入りが許されるというルールはありません。しかし長時間並ぶことが困難な方もいます。行列に並ぶ際はお互いが気持ちのいい想いができるといいですね!
場面②
「あなたはレストランの店員です。そのレストランに車椅子に乗った人が来店しました。テーブルには移動可能なイスがあります。」あなたならどう誘導する?
①イスを移動し、車椅子に乗った人が座れるスペースを確保する
②何もしない
③本人にひと声かけてから誘導する
この場面では③の「本人にひと声かけてから誘導する」がベストだと思います。一見すると、①の対応も悪くはありませんが、車椅子に乗った方に一度確認をすべきだと思います。中には車椅子からイスに移乗したい方もいます。まずは一度その方の意思を確認してみましょう!
そのためここでは③のように本人にひと声かける。具体的には「その方にイスを移動するかの確認をする」がベストな対応だと思います。
次がラストです!
場面③「白杖を持った方が道に迷っています。あなたはその方に声をかけ、道案内をすることに。」
あなたならどうやって道案内をする?
①自分の肘を持ってもらい、半歩前を歩く
②その方の手を引っ張って、半歩前を歩く
③背中に手を回して、真横を歩く
この場面では①の「自分の肘を持ってもらい、半歩前を歩く」がベストな対応だと思います。
誘導する際は目の不自由な方の半歩前を歩き、二人分の幅を取りましょう。くれぐれも手や衣服を引っ張る、後ろから押すなどは危険なので気を付けましょう。また白杖を持った方が困っているのを見かけたら、「どうしましたか?」、「お手伝いしましょうか?」などと声をかけてあげてください。
いかがでしたでしょうか?
「車椅子に乗っている方はどう対応すればいいの?」「障害者への対応は難しい」と感じる方も多いかと思いますが、その対応は実はとてもシンプルです。本人にどうして欲しいか、どんな対応がベストかを直接、お尋ねするだけです。ここであげたベストな対応も一人一人違います。あくまで参考の一つです。失礼かなと気を遣い、自分の判断で行動せずに本人に確認してみましょう!そうすればお互い安心なはずです。
バリアフリーが進んでいるとはいえ、まだまだ自分らしい生活をしていくにはバリアがたくさんあります。そんな時にあなたのちょっとした気持ち、気遣いで解決できるバリアがあるはずです。
Loading...