コラム・記事
4年前
最近、世界中で昆虫食のスタートアップが立ち上がり、そして消えていく中で、多くの会社が開発している製品があるんです。
それが、コオロギを配合したプロテインバーです。
コオロギといってもそのまま使っているわけではなくて、パウダーにして練りこんでいるので、見た目も味もコオロギ感はほとんどゼロです。
実はその潮流は日本にも押し寄せていて、今年の6月、コオロギのプロテインバーを開発する会社が京都で立ち上がりました。
その会社名はBugMo。昆虫"も"食の選択肢に入れてほしいという思いを込めてこの会社名にしたらしいです。あとはMovementの意味もあるとか。
実はぼく(峯岸といいます)は、10月いっぱい、このBugMoでインターンをしておりました!
BugMoのプロテインバー!
冒頭でも話したように、BugMoはいま、コオロギを配合したプロテインバーを開発しています。実は今月(11月)からは、ECサイトでの一般販売も開始される予定です。
こちらがプロテインバー(試作品)の包装です。めちゃめちゃ可愛くないですか??
これならジムで女性が食べていてもまったく違和感がありません。
左が抹茶で右がチョコ味。今後も味の種類は増やす予定だとか!
中身はこんな感じになっています。プロテインバーというよりプロテインブロックって感じですね。
ひとつに50匹のコオロギが含まれております!もちろんパウダーなので姿はまったく見えません!笑
味や栄養価は?
「いくら見た目が可愛くても、どうせコオロギだしまずいんでしょ、、?」なんて思っているそこのあなた。それは完全に偏見でございますよ。
まず味は、普通に美味しいです。あえて"普通に"という表現を使ったのは、コオロギが入ってるけどそんな感じはほとんどない、ということを伝えたかったからです。
少し香ばしい、きなこのような風味がするんですが、実はそれがコオロギの味なんですけどね。昆虫食に馴染みのない人にはまったく分からないでしょうけど。笑
そしてプロテインにはかかせない、肝心の栄養価ですが、最も重要といえるたんぱく質に関してはきっちり10g含まれています。運動後に摂取すべきたんぱく質は10g以上がいいと言われていいるので、ぴったり基準を満たしています。
また、筋肉合成に必要な必須アミノ酸であるBCAA(バリン、ロイシン、イソロイシン)と呼ばれる成分もちゃんと含まれており、食物繊維やオメガ3も豊富です。もうプロテインとしては申し分のない成分値となっています。
それでいて低脂質であるからすごい。まさに昆虫の良さを最大限いかした製品といえます。
さらにいうと、保存料や人工添加物、砂糖は含まれておらず、グルテンフリーでもあります。必ずしも運動や筋トレをする人ではなくとも、日常的に摂取したい健康食品となっているんですねえ。
BugMoでインターン!
さあプロテインの説明をしてまいりましたが、そんなBugMoという会社は、拠点が関西なんです。
主に京都のコワーキングスペースで仕事をし、滋賀県にはコオロギの養殖場も有しています。
ぼくは東京に住んでいるので、1か月間限定で京都に滞在しながらインターンとして参画させてもらいました!
こちらはプロテインバー制作時のようす。この日だけで200本ちかく作りました!
これは一般販売するためのものではなくて、以前おこなったクラウドファンディングの、支援者へのリターン分を特別に手作りしていたわけです。
クラファンについては、こちらを見ていただくと、よりBugMoの理念・創業者の思いがわかるかと思います。
ほかには、琵琶湖で開催されたヨガイベントに出店したりしました。
ぼくたちもヨガに参加してリフレッシュ!
最後には創業者のお二人の間に入れてもらって写真撮影。恐縮です。
今後はプロテインバーを出発点として、世界中に新たな食の生産システムをつくるべく、BugMoの名も世界にとどろいていくでしょう。
BugMoの物語は、まだまだ始まったばかりです。これから昆虫食でどんな世界をつくっていくのか、楽しみでしかたありません。
ではまた!
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