最大の活動は、毎年夏の約2週間の間に日本中、世界中から学生を集結させ、学術交流と文化交流を中心とした会議を開催することです。会議の目的は、多様性の尊重される社会を実現すること、世界平和達成へ貢献すること、学生に更なる成長の場を与えること、しがらみにとらわれない学生の意見を社会に届けることです。毎年発展を続け、今年度で66回目の開催を迎えます。
会議自体は夏季の特定の2週間ですが、会議の準備と運営のために、学生のみで構成される実行委員会が通年で活動を行なっています。渉外活動や広報活動を通じて団体と外部機関との連携や、発展を図るとともに、定例会や研究活動を行うことによって活動の充実と着実な準備に務めています。
代表者 | 河畑波恵 |
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設立 | |
理念 | 当団体の理念として、大きく分けて世界平和への貢献、学生の主体性の養成、多様性の尊重、社会への貢献の4点が挙げられます。 当団体の最大の目的は国際社会の繁栄と秩序の安定に寄与し、最終的に世界平和に貢献することです。平和は国際社会が長年追い求めてきた絶対的目標であり、社会の一員である個人個人が目標達成に向けて努力することが求められています。しかし、平和といっても一概に定義することは容易ではありません。紛争やあらゆる対立がない世界を実現するだけでは十分とは言えません。そこで私たちは、近年注目されている人間の安全保障という概念を重要視し、誰一人取り残されない社会こそが目指すべき世界平和であると設定します。そして、学生である我々が当事者意識を持ち、如何にして世界平和実現のために行動を起こしていくべきかを熟考します。 また、学生自身が主体的に物事を考え、行動に移す力を養うことは非常に大切です。自分たちの可能性に気付き、自分の身の回りや世界で起こっている問題に目を向けることで問題意識を高めることができ、創造的な発想や批判的な考察をする力を身につけることができます。当団体の取り組みの中でも、参加者がリーダーシップを発揮したり、自主的な判断をしたりできる機会を設定し、一人一人が主体性を養うことを促しています。感受性が豊かな学生という時期に培った自信と経験は、参加者にとって将来に繋がる大きな糧となることを信じています。 さらに、今日の国際的な環境において、多様性という要素は重要な概念です。世界中の多種多様な人々の交流において一人一人の個性や経験を尊重することは不可欠であり、多様性が受け入れられる社会の実現に尽力することは当団体の大きな使命の一つです。また、異なる文化や環境の中で生まれ育ち、多様な価値観を持つ学生たちの意見交換や交流は、参加者自身の知見と会議の議論の幅を広げる非常に意義の大きいものです。会議期間中の密度の濃い交流が、より多様な側面から考察された学術的成果を生み出すはずです。 忘れてはならないのが、一般社会において学生の立場と影響力はそこまで大きくないとはいえ、学生も社会の中で重要な存在であり、積極的な社会参加と社会貢献が求められているということです。学生の提言は未熟で野心的なものに止まるかもしれません。しかし、我々は社会的要因や国益等のしがらみに縛られない学生ならではの革新的な意見を大切にし、実際の会議の成果を様々な形で社会に発信していきます。さらに、会議終了後にも会議で培った問題意識や探究心を継続させ、参加者自身がそれぞれの形で社会の原動力となっていくという自覚と責任を持つように呼びかけています。 |
形態 | 学生団体 |
規模 | 31人~99人 |
男女比 | |
学年別の割合 | |
所属大学 | 早稲田大学 |
活動拠点 | 東京都 東京、大阪(本会議開催地) |
活動頻度 | 不定期 |
実績 | 成果発表会にて国連開発計画駐日代表の近藤哲生氏、UNESCOアジア太平洋地域事務所長の青柳茂氏による基調講演。また各分科会制作の政策提言を外務省に提出。 |
第66回国際学生会議の開催にあたり、活動の理念に賛同し、協賛して下さる企業様を募集しております。今よりもさらに活力のある国際社会が実現されることを期待し、その実現の原動力である学生の可能性を最大化できるように弊団体にお力添えをしていただければと考えております。ご支援賜る際は、御社のご要望を十分にお聞きし、最適の協賛方法を決定させていただきたいと思います。
入会の問い合わせや団体交流はこちらから
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